2020モデル【ランフィRB0】ピジョン 新型ベビーカー 評価やメリット・デメリット ランフィRA9との違いも解説
2020年3月6日に満を持してピジョンが新型A型ベビーカー、ランフィRB0を発売します。
2018年に発売された"ランフィRA8"そして2019年に発売された"ランフィRA9"の後継モデルとして発売される"ランフィRB0"。
共に高い人気を誇ってきたこのランフィの期待の新作はこれから赤ちゃんが生まれる方にはやはり目が離せませんよね。
他のメーカーと比較するとどのように違うのか、前モデルのランフィRA9とRB0の違いはなんなのか。
今回はそんなランフィRB0の特徴を一緒に覗いていきましょう。
・はじめに
この記事はランフィRB0の事を詳しく知りたい方向けの記事です。
下の目次を見て長すぎ!と思った方は下のリンクを見てみてください。
5分くらいでパパッと読めるように簡単にまとめてあるので、ぜひこちらをご覧ください。
目次
- ・はじめに
- ・ピジョンってどんなメーカー?
- ・ランフィRB0とは?
- ・どのような人に向いているのか?
- ・ランフィBA0の特徴
- ・全ては押しやすくする為に… パパやママにウレシイ機能 5チョイス
- ・ベビーにも快適さを… 赤ちゃんにウレシイ機能 5チョイス
- ・他にもウレシイ便利な機能
- ・前モデルランフィRA9との違い
- ・ランフィRB0をお得に購入する方法
- ・今なら前モデルのランフィRA9がお得に買える
- ・ランフィリノン4との違いは?
- ランフィRB0のデメリット
- ・他のメーカーとの比較
- まとめ
・ピジョンってどんなメーカー?
ピジョンはベビー食品、ベビー雑貨などのベビー用品から妊婦帯などのマタニティグッズまで幅広く扱っているメーカーです。特に哺乳瓶の母乳実感などは日本でトップクラスの売上となっており哺乳瓶=ピジョンという方も多いでしょう。
今でこそベビーカー業界での認知も強まりましたが実はピジョンがベビーカー業界に参入したここ数年の話です。2018年辺りからランフィが爆発的なヒットを打ち出し今ではベビーカー業界でもアップリカやコンビなどの錚々たる会社と肩を並べる程になりました。
・ランフィRB0とは?
・基本スペック
Runfee RB0
本体価格:54,000円+税
使用月齢範囲:生後1ヵ月〜36ヵ月まで
本体重量 5.5kg
リクライニング角度:100度〜175度
タイヤ径対面時:前輪Φ180mm 対面時後輪Φ165mmサイズ(最大寸法)
[折りたたみ時]W516×D380×H1028mm
[展開時]W516×D830×H1015mm(背面位)
[展開時]W525×D945×H1015mm(対面位)
ランフィRB0は軽量型ベビーカーといって軽くある程度持ち運びしやすいのがメリットの1つとなっています。加えてランフィはその押しやすさにも定評があります。ランフィRB0があなたにあったベビーカーかまた後ほど詳しく見てみましょう。
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・カラーバリエーション
・どのような人に向いているのか?
A型ベビーカーは大きく分類すると3つのタイプに分かれます。
- コンパクトで持ち運びのしやすい軽量型タイプ
- 大きくて機能性抜群の多機能タイプ
- 走行性能がピカイチ スタイリッシュな三輪タイプ
ランフィRB0は軽量型ベビーカーに分類され以下のような方にオススメです。
- 家や車が小さくスペースが無いのでコンパクトな方が良い
- 持ち運びする事が多い
- 値段は抑えたいが性能も捨てきれない
- タイヤが大きく押しやすい方がいい
などです。
ランフィRB0は同じピジョンのベビーカーの中でもコンパクトモデルとなるので、重量も軽く値段もそこそこに設定されています。
逆にもっと大きくてガッシリとしたベビーカーが良い方やスペースにゆとりのある方などは1つ上のグレードとなる"多機能ベビーカー"を検討してみても良いかもしれません。
ピジョンの多機能ベビーカーの詳細はコチラ
・ランフィBA0の特徴
・全ては押しやすくする為に… パパやママにウレシイ機能 5チョイス
・シングルタイヤ
まずはランフィの最大の特徴とも言えるシングルタイヤです!
基本的に四輪型ベビーカーのほとんどがダブルタイヤと呼ばれる2つのタイヤを使用しています。
ランフィはこのダブルタイヤから一新してシングルタイヤと呼ばれる新しいタイプのタイヤを採用しており、その機能性を遥かに向上させました。
ダブルタイヤとシングルタイヤとで比較したメリットはこちらになります。
- 押しやすさが格段にアップ
- 小回りが利きやすい
- 足元が広くなり押すときに邪魔になりにくい
- 見た目がスタイリッシュでおしゃれ
などですね。シングルタイヤから織り成すこの押しやすさこそがランフィの真骨頂と言え、軽量型ビーカーの中ではトップクラスと言っても過言ではないでしょう。
・ボールベアリング搭載
ランフィBA0では普通のベアリングではなくボールベアリングと呼ばれるベアリングを採用しています。
前モデルであるランフィRA9からこのボールベアリングは採用されており押しやすさは格段にアップしました。
しかもベアリング業界でもトップに君臨するミネビアミツミと呼ばれる会社のボールベアリングを使っているのです。
・足元広々フレーム
先ほども軽く述べましたがランフィはタイヤ2個分足元が空き広々としています。
タイヤとタイヤの間に空間があることで押したときに足がタイヤに当たってしまうという弊害が無くなりより押しやすくなっているのです。
足の長い方には結構重要な特徴だったりもするのです。
・スイング式サスペンション
ランフィBA0にはスイング式サスペンションと呼ばれるサスペンションが採用されております。
他のメーカーで同じグレードのベビーカーであればタイヤにサスペンションは搭載されているものがほとんどだと思いますが、ピジョンは独自のサスペンションを使用しているのです。
段差とかを乗り越える時に一役買いそうな作りのサスペンションですね。
・ギュットグリップ
ランフィBA0にはベビーカーと一緒にシルク素材でできたハンドルカバーが付いてきます。通常ベビーカーのハンドルはスポンジ調のような素材でできており、そこから各々自分の好きなハンドルカバーを購入してカスタマイズしていきます。
しかし、ランフィBA0には最初からフィット感の良いカバーが付いているのでお得ですね。
・ベビーにも快適さを… 赤ちゃんにウレシイ機能 5チョイス
・ハグットシートSOFTON
ピジョン独自のクッション"エルク"を使用したクッションです。やわらかくて肌触りの良いクッションに仕上げています。
・リバーシブルシート
シートはリバーシブルで使用する事ができます。
例えば赤ちゃんがベビーカーでよだれをたくさん付けてしまってベタベタになってしまった時や、飲み物をこぼしてべちょべちょになってしまった時など。
サッと裏返して使う事もできて、赤ちゃんも汚れたシートのまま座ることも無く嬉しいですね
・トリプルスルーシート
シートは通気性にも配慮されています。赤ちゃんの体温というのは大人よりも高いのでメッシュ構造になっていないと蒸れてしまうので大変なのです。
ベビーカーだけではなく抱っこ紐、チャイルドシートなども通気性に優れた物を選んでおきましょう。
・洗濯機で丸洗いできるシート
ランフィBA0のシートは洗濯機で丸洗いが可能です。汚れてもサッと洗えて次のお出かけに備える事ができてベビーも安心ですね。
今のベビーカーのシートは大体洗う事が可能ですが、中には手洗いのみというモノもあるので注意が必要です。
・ハイポジションシート
ランフィBA0のシートは54.5cmのハイシートとなっています。シートが高いと赤ちゃんを地面から伝わる熱やホコリから遠ざけてくれる上に、パパやママとの距離も近くなり下ろししやすくなります。今のベビーカーは大体がこのハイシート仕様になっているのでランフィBA0だけの特徴とは言い難いですがこれも大事な特徴の一つです。
・他にもウレシイ便利な機能
・コンパクトで軽い
ランフィRB0の重量は5.5kg。軽量型ベビーカーに分類されるだけあって軽くコンパクトになるのが特徴です。
家の玄関などにスペースが無い、車のトランクが小さいなどの方でも使用できるよう作られています。
・大きなバスケット
ランフィRB0のバスケットは軽量型ベビーカーの中でも比較的大きめに作られています。その為多少の荷物も積む事ができるようになっており、お出かけの時の負担を軽減してくれます。
・見た目がスタイリッシュでオシャレ
これは完全なる主観の問題となりますが、ランフィはそのオシャレさにも定評があります。
カラーバリエーションもそうなのかもしれませんが何よりシングルタイヤのおかげで他のベビーカーとは一線を画すデザインになっているのが大きいのかもしれません。
とは言ってもここは人それぞれなのであなたの好きなベビーカーを選ぶのが一番大事です。デザインは地味に結構重要だったりしますよ。
・前モデルランフィRA9との違い
ここでは前モデルであるランフィRA9との違いについて見てみましょう。
ただかなりマニアックな点が変更されているのであまり関心は抱きにくいかもしれません…ランフィRA9との変更点はこちらの2つとなります。
・剛性箇所の変更とリベット接合の追加
剛性…リベット…なんじゃそらと思われた事でしょう。
先に結論から申し上げますと、ベビーカーのフレームをより頑丈にすることで安定感の向上が成されています。
ここから眠たい話が続くので飛ばしたい方は飛ばしてください…
多くのベビーカーはフレームとフレームを溶接で接合しています。ランフィも例に漏れず溶接接合をほどこしております。
上記のようなフレームとフレームが重なる場所ですね。ここを溶接接合を施す事によってフレームの安定に繋げているのです。
その溶接箇所にRB0は変更があったようです。
赤丸されている場所に変化があるのがおわかりでしょうか?
フレームを接合する部分を変える事でより深く接合することができ安定感の促進を図っているのです。
またこれによりフレームにリベット接合という技術を使いより強固なフレーム枠を築いているわけですね。
とは言っても実際に押してみてこの変化を体感するのは難しいでしょう。
なので溶接工でもない限り気にはならない変化と言ってもいいでしょう。
・肩ベルトカバーの改良
2つ目は肩ベルトに変更点が見られました。
以前のモデルでは赤ちゃんの肩ベルトカバーが個々で付いていたのでずれたりしてしまったのですが、ランフィRB0からは肩ベルトカバーをニコイチで繋げているので肩ベルトカバーがずれたり外れたりするのを防ぎます。
少し分かりにくいですがランフィRA9とランフィRB0だとRB0の方が肩ベルトカバーの位置が少し上にあるのがわかるでしょうか?
実はこのカバーの後ろに紐がついておりこの位置より下にいかないようにされているのです。
赤ちゃんに適切な位置でカバーをつける事ができる他失くしてしまう可能性も低くなるという地味にお役立ち機能です。
以上がランフィRA9からの変更点となります。
他にも重量が0.1kg増えていたりと細かい変更点はありますが大きな変更点はこの2つと思っていただいて大丈夫です。
正直言うとあまりRA9からの変更点は少なくほぼRA9と同等の機能といった感じなので前モデルのランフィでも使用面において大きな違いはないと思われます。
・ランフィRB0をお得に購入する方法
ベビーカーはどこで購入しても同じだと思っている方 それは間違いです。
ネットの方がお得なのは多くの方が知っているとは思うのですが、購入するサイトによってはかなりお得に購入できるのです。
現在では実は楽天がお勧めです。
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そのポイントはなんと...10,000ポイント以上!新商品なので値段はどこのサイトも変わらないのですが、楽天では非常に多くのポイントが付与されるのです。
つまり実質10,000円以上の値引きがされているようなモノなのです。
楽天の中でもショップによってはあまりポイントバックなかったりもするのですが今は上記のショップが安心して購入できてかつかなりお得です。
定期的にポイントセールや値引きクーポンなどが配信されていたりもするので何度もチェックして確認してみてください。
・今なら前モデルのランフィRA9がお得に買える
モデルチェンジが発表されたことによりネットショッピングなどではランフィRA9の値段がかなり低くなっています。サイトによっては元々の値段が税込59,400円だったモノが30,000円台という破格の安さまで下がっておりお得になっています。
新機種にこだわりが無くランフィが欲しい方には朗報ですがどの販売店でも在庫限りの販売となるのでランフィを安く買いたい方は今がチャンスと言えるでしょう。
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こちらも楽天がかなり狙い目です。値段も安いのですが、ポイントも3,000ポイントくらいつくので非常にお得ですよ。
ただし、現行品が無くなり次第購入する事ができなくなるのでランフィをお得に購入するのであれば今がチャンスです!
・ランフィリノン4との違いは?
ランフィRB0にはアカチャンホンポ限定モデルとしてランフィリノンと呼ばれる商品を発売しています。
ベースはランフィRB0と同じなのですが限定品というだけあって付加機能やオリジナルカラーなどの展開も行っておりランフィRB0には無いメリットもあります。
その一方でアカチャンホンポでしか買えない、ランフィRB0と比べて高いなどのデメリットもあり一概に上位互換とは言えないところもあります。
ランフィリノン4について詳しくまとめた記事もありますのでこちらをご覧ください。
ランフィRB0のデメリット
押しやすくてオシャレで機能性の高いランフィBA0ですがもちろんデメリットも存在します。特に他には無いシングルタイヤという特徴を持っているのでここも気になるところですよね。それでは順にランフィBA0のデメリットを見ていきましょう。
・ダブルタイヤと比べると安定感に劣る
ランフィの最大のメリットとも言えるシングルタイヤですが、通常のダブルタイヤと比べてマイナスな一面もあります。タイヤが一つしかない為安定感ではダブルタイヤに劣ってしまうのです。
例えば、溝などにはまってしまった時ダブルタイヤなら片方のタイヤは地面に着いたままなので復帰も簡単にできます。しかし、シングルタイヤだと車体そのものが傾いてしまうので復帰にそれなりの力を要します。他にも線路の溝にはまってしまう可能性があります。
極端な例ではありますが 自分の周りにはまりやすい溝などは多くないか?、そういった道を通る事が多くはないかといった事を踏まえて自分にあったベビーカーを選ぶ事が大事なのです。
・軽量型ベビーカーの中では大きい
さっきはランフィRB0はコンパクトだと言ったのにどっちだよ…と思われるかもしれません。しかし、それはあくまで大型のベビーカーと比較しての話です。
ランフィはタイヤが大きくて走行性能が高いのが魅力の一つですが、タイヤが大きいという事はその分大きさも増すという事です。他の軽量型ベビーカーと比べるとやはり少し大きくなってしまうのでコンパクトさを重視に追及される方には怪しいラインかもしれません。
特にコンパクトカーなどでは車に乗らない事もあるので要注意です。
・持ち運びには不向き
これも先ほど述べた通り大きめの車体なので持ち運びにも少し向いてないかもしれません。重さは5kg台なので重くて困るといった事は無いとは思いますが、車体が高いので身長の低い方などは持ってもタイヤが地面に当たってしまう可能性があるのです。
ちょっとした持ち運びであればそこまで気にならないとは思いますが常にこのような形で持ってる歩く方にはオススメできません。
・他のメーカーとの比較
さて、ここまではランフィを中心にその特徴や比較を行ってきましたがここで他の軽量型のベビーカーとも比較してみましょう。
今回はアップリカとコンビからそれぞれ2つずつ代表として比較してみました。
リンクに詳しい説明も載っているので詳細を知りたい方はそちらを見てみてくださいねー
・アップリカ
ラクーナクッションABの特徴
- クッション性が良く振動吸収性能に優れている
- マグネットにより赤ちゃんのハーネスが付けやすい
- 反射板を搭載しており太陽の照り返しを防ぐ
- ハンドルがレザー仕様で肌触りが良い
- オールラウンドで癖が無く使いやすい
ラクーナビッテクッションの特徴
- 上記のラクーナクッションABの機能はほぼ搭載 (シートの長さは異なる)
- ハンドルアジャスター搭載 非常にコンパクトになる
- シートにクッションがもう1枚追加
- バスケットが非常に大きくなっている
- 幌が5枚から7枚になっておりシート全体を包むことができる
- オリジナルと比べて重量が0.1kg増した
- アカチャンホンポ限定商品
・ コンビ
スゴカルα 4キャス compact エッグショック HT
- 軽い
- 持ち運びしやすい
- 幌が大きくひろびろ
- エッグショック搭載
- ハンドルアジャスター搭載
まとめ
最後まで読んでいただいてありがとうございます。
ランフィRB0の最大の魅力である押しやすさはご理解いただけましたか?
ランフィの最大の特徴は本当にその押しやすさにあります。スイスイと小回りも利きますし、ガタガタした道でもある程度の安定感を保持して走らせることができるのが何よりのメリット。デザインもスタイリッシュでオシャレなので他のベビーカーからも一目置かれて良い感じかもしれませんね。
その一方で少し大きめの作りになっているのでコンパクトさや持ち運びの利便性を視野に入れている方には少し向かない一面もあるかもしれません。
2020年の期待の新作ランフィRB0であなたも赤ちゃんとの快適な旅を楽しんでみましょう。