コンビ 新型多機能A型ベビーカー クロスゴー 4キャス エッグショック UJ メリット・デメリット解説 評価
2019年9月にコンビから多機能型ベビーカー"クロスゴー 4キャス エッグショック UJ"が発売されました。
コンビでは"アンブレッタ"や"AttO"と呼ばれる多機能型ベビーカーを販売していましたが、ここに来て新機種が投入されました。
コンビというメーカーを知っていてベビーカーを探している方はやはりこのクロスゴーがどのような性能なのかも気になりますよね。
今回はそんな新型多機能ベビーカー、クロスゴーの特徴を一緒に覗いていきましょう。
- ・クロスゴーってどんなベビーカー?
- ・どのような人に向いているのか?
- ・コンビってどんなメーカー?
- ・クロスゴーの特徴とは?
- ・クロスゴーのデメリット
- ・他の多機能型ベビーカーと比べて
- ・カラーバリエーション
- ・まとめ
・クロスゴーってどんなベビーカー?
クロスゴーはコンビから発売された多機能型ベビーカーの名称です。
X5と書いてクロスゴーとも呼び5つの機能で赤ちゃんと快適なおでかけをというのがキャッチフレーズですね。
今までもアンブレッタやAttOなどの大きめのベビーカーは発売されていましたがここにきて新しいモデルが登場しました。
どんな違いがあるかは後で詳しく見てみましょう。
・どのような人に向いているのか?
A型ベビーカーは大きく分類すると3つのタイプに分かれます。
- コンパクトで持ち運びのしやすい軽量型タイプ
- 大きくて機能性抜群の多機能タイプ
- 走行性能がピカイチ スタイリッシュな三輪タイプ
クロスゴーは多機能型ベビーカーに分類され以下のような方にオススメです。
- 家や車などスペースにゆとりがあり大きさを気にしない
- 長時間持ち運ぶことが少なく重さを気にしない
- 少し高くても良いものを買いたい
- タイヤが大きく押しやすい方がいい
- 赤ちゃんの座るシートは広い方が良い
- 荷物を沢山乗せれる大きなバスケットが欲しい
などです。
クロスゴーは大きくて重量もそこそこにあるのでコンパクトさや軽さを求める方には向いていませんが、その分性能に優れています。
詳しい機能を知ってあなたに合うベビーカーを選んでいきましょう。
・コンビってどんなメーカー?
何をしている会社かは詳しく知らなくとももしかしたらコンビという名前は聞いたことがあるのではないでしょうか。
ベビーカー、チャイルドシート、哺乳瓶、おもちゃなど育児に関する商品を色々出しておりピジョンやアップリカに次ぐ大企業です。
中でもコンビはブランド力が強く、ベビーカーやチャイルドシートからベビーラックなど全ての育児グッズをコンビで揃えられる方も多いのです。
・クロスゴーの特徴とは?
・エッグショック
エッグショックという名前をご存じでしょうか?
エッグショックというのは卵を落としても割れないくらい軟らかい素材を使ったクッションの事です。
実際に触ってみると分かるのですが絶妙な反発性を持ったクッションになっています。
卵を落としても割れないという事はそれだけ衝撃吸収にも優れているという事なので赤ちゃんを振動から守ってくれるわけですね。
コンビは他のメーカーにないこのエッグショックという素材を採用しており人気を博しております。
このベビーカーでは2つのエッグショッククッションが搭載されています。
1つ目はヘッド部分です。生まれたての柔らかな頭を振動を吸収する事でしっかり守ります。
大人からするとわずかな振動も赤ちゃんからすると大きな振動に感じてしまいます。
そこで卵ですら割れない程に衝撃吸収できるエッグショックを頭に添える事で赤ちゃんの柔らかな頭を守ってくれるのですね。
2つ目はシート全体です。シート全面に厚み20㎜のエッグショックシートを搭載しており体全体を包み込むように守ってくれます。
頭から体までこのエッグショッククッションを使用することで赤ちゃんの体全体を優しく包み込み衝撃からしっかり守ってくれるというわけですね。
ちなみにエッグショックはクロスゴーだけでなく他のベビーカーやチャイルドシートまで多くの商品に使用されていますよ。
・エッグサスペンション
クロスゴーのタイヤにはエッグサスペンションという名前のサスペンションを搭載しております。
サスペンションとはタイヤが地面から伝わる衝撃を吸収し柔らげる機能を担っております。自転車や自動車にも採用されておりこれがあるからこそ私たちのお尻はガタガタする振動から守られお尻が痛くならないのですよ。ありがとうサスペンション...
ベビーカーにも大体はサスペンションが使わているのですがクロスゴーは空気の力を使ってより振動を吸収してくれるエッグサスペンションを採用しています。
エッグサスペンションという名前ですが先ほどのエッグショックとは何の関係も無い装置です。コンビ側がエッグという名前を付けて"トリプルエッグ"という名前で売り出したかっただけで要は強靭なサスペンションが別途付いていますよって事ですね。
・18cmの大型タイヤ
クロスゴーのタイヤは非常に大きくなんと18cmもあります。と言われても普通のタイヤの大きさが分からないので何とも反応できないとは思いますがコンビが発売している軽量型ベビーカーのスゴカルなどは14cmくらいでしょうか。
自転車もそうですがタイヤが大きくなるとその分少し押すだけでサクサク進みますし、段差なども簡単に乗り越えられます。
安定感も増すので堅実で安定したお出かけを楽しむ事ができます。
・ハイシート&ひろびろシート
クロスゴーは大型なのでその分シートもとても広く赤ちゃんがゆったり座る事ができます。シートはメッシュ生地を採用しているので通気性も良く赤ちゃんの背中が蒸れるの防ぎます。
赤ちゃんは大人よりも体温が高く熱がこもりやすいのでこういった通気性というのはとても大事な機能となります。
またクロスゴーは58cmのハイシートタイプです。赤ちゃんの座るシートが高いと赤ちゃんの乗り下ろしも楽になりパパやママの腰の負担が減ります。
そして地面の熱やホコリなども遠ざけてくれるので赤ちゃんにより快適な空間をお届けしてくれます。
ただ今発売されているベビーカーのほとんどがハイシートタイプと呼ばれるベビーカーなのでここはあまり気にしなくてもいいかもしれません。
逆にハイシートじゃないものを探す方が難しいですしね。
・丸洗いできるシート
クロスゴーのシートは全部丸ごと洗濯機で洗う事ができます。もし赤ちゃんが唾液を付けてしまったり飲み物をこぼしたりしてもお手軽に洗う事ができるので便利ですね。
洗えるタイプと洗えないタイプなら断然前者の方が便利です。
ただシートも基本的に今のベビーカーは洗う事ができるものが多いのでこれもそこまで気にしなくても大丈夫です。
・マルチビックサンシェードα
クロスゴーは画像のような角ばった特殊形状の幌を採用しています。
基本的にベビーカーの幌は下記のような丸い形なのがメジャーだったのですがコンビの一部のベビーカーではこういった形の幌を使用しています。
幌が大きな形なので足元まですっぽりと包むことができますし、シートの中もゆったりとした広さを確保する事ができるのです。
またクロスゴーの幌は"はっ水"加工を施しています。多少の雨だったらはじくことができますし水拭きをしても染み込む事を防ぎます。
ただ防水ではなくあくまではっ水なので土砂降りの雨の中に突っ込むのはおやめください。クロスゴーは死にます。
雨の中お出かけする時は抱っこ紐を使うかレインカバーを使って無理ないおでかけを楽しみましょう。
・ふわふわクッション
クロスゴーの足元にあるクッションはとても分厚いです。
赤ちゃんが大きくなって足を足置きに置くことになったらこのクッションが固い部分に当たるのを防ぐ効果を成すのです。
とはいってもそれ程すごい!ってなる機能でも無いので実際に触ってみて「わぁーフワフワだねー」といって楽しんでみてくださいね。
・大型バスケット
クロスゴーの荷物入れははっきり言ってかなりの大きさです。他のメーカーの多機能型ベビーカーと比べてもかなり大きな部類に入るのでたくさん荷物を乗せることができます。
抱っこひもと兼用してる方は抱っこひもを積んだ上でもそれなりにスペースをもて余すので買い物した多少の荷物も平行してのせることができますよ。
・ハンドルアジャスター搭載
クロスゴーのハンドルにはアジャスターが付いておりハンドルの高さを自由に変えることができます。
身長の高い方でも低い方でも自分の押しやすい位置に調整できるという地味に便利な機能なのです。
またこのハンドルアジャスター機能を使えば折り畳んだ後さらにコンパクトにする事ができるので多機能型のデメリットでも大きさを少しでも抑えることができますよ。
・コンビオリジナル持ちカルグリップ
コンビのベビーカーと言えばこの持ちカルグリップも外せません。
ベビーカー本体にグリップを付けることにより持ちやすさを向上させています。
肘を伸ばし体に密着した形で持てるので体感的にも楽に抱えることができるのです。
クロスゴーを長時間頻繁に持ち運ぶことは少ないとは思いますが、ちょっと持って運ぶときにこのグリップが生きてきますよ。
・クロスゴーのデメリット
赤ちゃんに快適な空間を与え使用する人が使いやすいように色々な配慮がされているクロスゴーですが、もちろん良い所ばかりではありません。
ここからはクロスゴーのデメリット部分も見ていきましょう。
・重くて持ち運びには不向き
クロスゴーの重量は6.7kgです。コンビの軽量型ベビーカーは重量5kgほどとなっており比較すると中々の重さになります。
移動の手段がバスや電車がメインという方にすればこのベビーカーを持ちながら歩くことになってしまいとても向いているとは言えません。
ちょっとした車の積み降ろしなどならパパがいれば難しくはないと思いますが、ママ1人でこれを頻繁に持つとなればなかなかしんどいでしょう。
・サイズが大きく場所を取る
クロスゴーはシートやタイヤが大きく作られている分畳んでもかなりのサイズになります。あまり部屋が広くない方や車のトランクが小さいなどサイズ感に不安のある方にはオススメできません。
・純粋に値段が高い
クロスゴーのお値段は税抜65,000円となります。消費税を入れると70,000円以上の金額になりなかなかの出費となります。もちろんその分機能性は優れているので値段相応ではあるのですが、ベビーには今後も色々とお金がかかりますよね...
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もしこれらのデメリットが気になる方は軽量型ベビーカーの検討をオススメします。
・他の多機能型ベビーカーと比べて
さて、ここまでクロスゴーの特徴を見てきましたが他の多機能型のベビーカーとも比較してみましょう。
今回は同じメーカーであるコンビからは2つ
・コンビ
アンブレッタシリーズの特徴
プレミアムモデルとモデルの2種類が存在している
プレミアムVerにはレッグサポートと防水仕様のカゴカバーが付属
幌が大きく360°ベビーを守る事のできる仕様
完全防水幌により赤ちゃんを雨から守る事ができる
AttOシリーズの特徴
3種類のグレードが存在している
高さ61cmの超ハイシート(クロスゴーは58cm)
ボールベアリング搭載により押しやすさが格段にアップ
見た目が北欧風でオシャレ
別途発売されている専用アイテムを購入することでカスタマイズ可能
ハンドルの切り替えができず、向きを変える時は座席を取り変えなければならない
・アップリカ
オプティアシリーズの特徴
プレミアムとオリジナルモデルの2種類がある
ソファークッションによりクッション性抜群
2重のサスペンションにより振動を吸収
反動がソフトレザー仕様で肌触りが良い
手元でハンドルの切り替えができて便利
・ピジョン
フィーノの特徴
シングルタイヤにより押しやすさ抜群
小回りが利き軽々と押す事ができる
足元に幅があり押すときにタイヤが邪魔にならない
見た目がスタイリッシュでオシャレ
古いモデルの為値段が少し安い
・カラーバリエーション
クロスゴーは3種類のカラー展開を行っております。
・タンジェリンブラック
・セレスティアルブルー
・ガーデニアグレー
3種類ともオシャレですねぇ...
・まとめ
最後まで読んでいただいてありがとうございます。
多機能型ベビーカーのクロスゴーは性能に優れ使いやすいとなっております。
お値段はそれなりに高いですがその分リターンのあるベビーカーとなっているのでマイナス部分が気にならない方にオススメです。
もしこれであなたがクロスゴーに興味を持っていただけたなら幸いです。
ここからクロスゴーと一緒に赤ちゃんと楽しい時間を過ごしてみるのもいいかもしれませんね。