ベビーカーの選び方が分からない? 誰でも安心してベビーカーを選ぶ方法を解説!
赤ちゃんが生まれてお出かけする時にまず思いつくアイテムと言えばベビーカーですよね。でもベビーカーにも色々な種類があって何を選べばいいのか分からないですよね。
値段も決して安くないですし、安易に決めて後悔だけはしたくない方が多いと思います。
A型ベビーカー、B型ベビーカー、メーカー事の特徴など、今回はそんなベビーカーの基礎について一緒に覗いていきましょう。
ベビーカーはいつからいつまで使うのか?
赤ちゃんが生まれたら、すぐにベビーカーを使ってお出掛けしたい!と思っているプレママやプレパパも多いのではないでしょうか?
基本的にベビーカーは生後1ヶ月からしようするのが一般的です。
生まれたばかりの赤ちゃんはまだ体も未熟ですし、率先してお出掛けするような状態ではありません。
なのでほとんどのベビーカーの対象年齢は期間1ヶ月から36ヶ月(3歳)までが基本的です。
ベビーカーにはどんな種類があるの?
ベビーカーには大きく分けると2つのタイプがあります。
それはA型ベビーカーとB型ベビーカーです。
ここではその違いについて詳しくみていきましょう。
A型ベビーカーの特徴とメリット・デメリット
別名ファーストベビーカーとも呼ばれるベビーカーです。
名前の通り赤ちゃんが生まれて初めて使用することを想定して作られており、以下の機能が特徴となっています。
- 1ヶ月から3歳頃までを対象としている
- リクライニングを調整できてフラットになる
- 首が座る前から使用可能
- 対面向きになるタイプもある
- 機能が充実している面値段は高い
プレママやプレパパの方がベビーカーを検討しているのであればこちらのA型ベビーカーを購入することになります。
リクライニングを寝かせることができるので首が座る前に使用することをができますし、対面向きになるものも多いので赤ちゃんの顔を見ながらおでかけが可能です。
ただし、機能が充実している為B型ベビーカーと比べると値段が高くなるのも特徴です。
B型ベビーカーの特徴とメリット・デメリット
別名セカンドベビーカーと呼ばれるベビーカーです。
名前の通りファーストベビーカーの次の段階の子供を想定して作られています。特徴としては以下のような箇所が挙げられます。
- 7か月~3歳頃までを対象としている
- リクライニングの角度はフラットにならない
- 一人座りができるようになってから使用可能
- 背面から押すタイプのみ
- 重量が軽くて値段も安い
B型ベビーカーは7ヶ月から使用できるようになっています。A型ベビーカーは小さい時からでも使えるように色々な機能が付いているので重たくなりがちですがB型ベビーカーは月齢に応じた機能のみ搭載されてるので、軽くて持ち運びがしやすいのです。値段も安いのでA型ベビーカーから買い換えで選ばれたり、7ヶ月まで抱っこひもで過ごした後にB型ベビーカーを購入する形になります。
AB型ベビーカー…?
ネットを調べているとたまにAB型ベビーカーといった名前を見たことがありませんか?
結論から言うとそのようなベビーカーは存在しません。
AB型ベビーカーとはA型ベビーカーのように1ヶ月から使えて、B型ベビーカーのように軽くて持ち運びがしやすいといったような両方の良いとこ取りをしたベビーカーを指します。
良いとこ取りと聞けばメリットしかないように感じますが悪いところも同じように取っているので一長一短です。
20年ほど前にそういった企画のベビーカーが現れたのですがすぐにA型ベビーカーと同じ括りになりました。
基本的にメーカーやお店などでもAB型ベビーカーなどと言う呼称を使ってはいないので注意しましょう。
ちなみに現在でもその特徴を模したベビーカーは存在しそれらは2CASタイプと呼ばれます。
ネットでも多く紹介しているところがありますが知ったかぶりであったり昔の知識のまま紹介してしまっていたり商品を選ぶ基準も非常に適当なので、間違った知識で恥をかかないようにしましょう。
自分に合うベビーカーを探すために
A型ベビーカーは大きく分類すると3つの種類に分かれます。
ここではその違いについてくわしく見てみましょう。
軽量型ベビーカーの特徴
- 軽くて持ち運びがしやすい
- コンパクトになる
- リーズナブルな価格
- 2CASタイプと4CASタイプの2種類のベビーカーがある
- シート、バスケット、タイヤなどは小型
軽量型タイプの一番のメリットは軽さから成る持ち運びのしやすさとコンパクトさです。
一番軽い物だと3kgくらいのモノもありますしコンパクトカーにも積めるような小さいタイプもあります。
値段は高くても税抜き50,000円台に収まるのでベビーカーの中ではリーズナブルです。
機能的にはオーソドックスで機能型に比べると劣りますが必要最低限の機能はそろっているので、よほど値段の安いものでない限り使いにくいということはないでしょう。
機能型タイプの特徴
- シートやバスケットが大きく使いやすい
- タイヤが大きく押しやすい
- 安定性に優れ機能が充実している
- 価格が高い
- 大きく重いので持ち運びには不向き
機能型タイプはシートやタイヤが大きいので安定性があり使いやすいのが特徴です。シートが大きいので大きな赤ちゃんでも余裕を持って座れますし、荷物入れも大きいので多くの荷物を積むこともできます。
他にもベビーカーによっては+αの機能があるのもメリットです。
その反面値段が高く70,000円前後になります。
また、大きくて重量もあるので収納性や持ち運びには不向きだったりもします。
電車やバスをよく使う方であったり、車がコンパクトな方には扱いにくいかもしれません。
3輪型ベビーカーの特徴
- 自転車に近いタイヤでできている
- 押しやすさや小回りの効きやすさはトップクラス
- 振動吸収性バツグン
- 対面向きにはならない
- 値段が高く非常に重い
3輪型ベビーカーは他のベビーカーと違って2つの後輪と1つの前輪で作られたベビーカーです。
そのメリットはやはりトップクラスの押しやすさです。
タイヤが自転車と同じゴムのタイヤで作られているモノが多いので押しやすく、ガタガタした道でも振動を柔らげてくれます。見た目もスタイリッシュでオシャレなので外観に妥協をしたくない人にもうってつけです。
一方で値段が高かかったり、重量も10kg前後だったりと持ち運びは到底不可能です。
また4輪型のベビーカーと違って対面向きになる機能もないので、赤ちゃんの顔を見ながら押したい方にはオススメできません。
どんな機能に注目するべき?
ベビーカーにも色々な種類はありますが、注目すべきポイントは類似しています。
ここではどんな機能に注目すべきか見ていきましょう。
オート4輪キャスター
ベビーカーには2CAS(2輪キャスター)タイプと4CAS(4輪キャスター)タイプがあります。
4CASタイプはハンドルを切り替えると自動的に進行方向に対して前側のタイヤが回転するようになるので押しやすくなります。
2CASタイプは対面向き時に前のタイヤが回転しないので小回りが効きにくく押し辛いのが特徴です。
ハイシート
赤ちゃんの座るシートの高さは50cmを超えるハイシートタイプな方が望ましいです。
シートの高さが低いと地熱の影響を受けたりホコリが赤ちゃんに降りかかりやすくなります。
ハイシートタイプはそんな熱やホコリから赤ちゃんを守ってくれるのです。
また、シートが高いと赤ちゃんの乗せ下ろしに屈まずすむのでママやパパの負担も軽減してくれます。
振動吸収機能
外界にはいろんなデコボコが沢山あります。押している大人は気づかなくても赤ちゃんのシートにはタイヤのガタガタした振動がダイレクトに伝わってしまいます。
そんなストレスを減らすためにベビーカーのタイヤやシートにサスペンションが入っていたり、シートのクッションなどで振動吸収してくれるものもあるので赤ちゃんに快適さを提供してくれるのです。
タイヤの形状
タイヤは大きいサイズの方が押しやすく段差も乗り越えやすいです。
またダブルタイヤやシングルタイヤといった2種類形状があります。
ダブルタイヤは従来の形で安定性に優れています。
シングルタイヤは1輪形状の為押しやすく小回りが効きやすいのが特徴です。
バスケットの収納量
ベビーカーのカゴは大きければ大きいほど荷物を沢山収納できます。
カゴが大きい程ベビーカー本体の大きさも比例して大きくなりがちですが、今は本体の大きさをコンパクトにしながらもカゴだけを大きくしているモデルもあります。
また形によっては出し入れのしやすさも異なります。
折り畳みの方法
ベビーカーの 折りたたみの方法も全て違います。外で畳むときは赤ちゃんを片手で抱っこしながら畳まなければなりません。片手で折りたたみができるモノだとスムーズに折りたたみを行えるので時と場所を選ばず直ぐに畳めます。
一方で両手でしか折り畳めないモノは1人では難しく赤ちゃんをどこかに預けなければ折り畳むことができません。
機能性を重視するのであれば片手で折りたためるタイプが望ましいでしょう。
ここが大事!ライフスタイルに合わせた選び方
ベビーカーは機能などももちろん大事ですがそれ以上に自分のライフスタイルに合わせて選ぶ事が大事です。以下の事柄を確認してあなたに適したベビーカーを選びましょう。
軽量型ベビーカー(4CAS)がオススメの方
- 電車やバスをよく使い持ち運ぶ機会が多い
- 車に積み込む時コンパクトになる方が良い
- マンションやアパートで階段を使わねばならない
- ある程度機能も確保したい
軽量型ベビーカー(2CAS)がオススメの方
- 極力軽いものが良い
- 持ちあげたり持ち運ぶ事が多い
- 値段は極力低いモノにしたい
- 途中でB型ベビーカーに買い替えたくない
多機能型ベビーカーがオススメの方
- 持ちあげる事が少ない
- 車をよく使い積み込むスペースを確保できる
- 機能が優れている方が良い
- ある程度押しやすいモノが良い
三輪型ベビーカーがオススメの方
- 住まいの周りにデコボコ道が多い
- とにかく押しやすいモノが良い
- 持ちあげる事は殆どない
- オシャレさを重視したい
まとめ
ベビーカーの基礎的な部分は分かりましたか?
ここに書いているのは最低限の情報ではありますが、選ぶにあたって大事な事を抜擢しています。
色々な種類やメーカーがありますが、まずは自身のライフスタイルに適したモノを選びましょう。
自分に合ったベビーカーを選んで赤ちゃんと楽しいひと時を過ごしてくださいね。